天城山 episode-2/5 ~Japanese 100 Great Mountains~

天城山は年間降水量が3000 mmを超える多雨地域で、温暖な気候と相まって樹木の生息には大変適している環境です。5~6月の時期はシャクナゲが見頃となり、登山道の脇にはツツジ、ブナ、ヒメシャラ、アセビ等の植物が見られ、多くの登山者がこの時期に登ります。

特に万三郎岳と万二郎岳の間の馬の背と呼ばれる尾根にあるアセビのトンネルは有名です。アセビとは馬が食べるとふらつく程の毒があることから漢字では「馬酔木」と書きます。
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Wikipediaより

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以前来たときはトンネルがあったぐらいしか記憶にないですが、今回じっくり調べてみると由来なども分かって興味深く知ることが出来ました。


また、ブナの原生林が広大な面積を占めているので登山中の眺めはないですが、途中にある八丁池がビュースポットと言えるでしょう。
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思っていたよりも大きい池で周囲の芝生も広いので、ここでしばらく休憩します。

また、この八丁池はモリアオガエルの生息地として有名です。
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Wikipediaより

モリアオガエルは水中には産卵せず、木の枝に泡で包まれた卵を産み付けるので、産卵時期には木々に多くの泡の塊が見られます。産卵時期の5~6月が見頃でしょうか。
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Wikipediaより


万三郎岳から万次郎岳へ向かっている最中に途中ですれ違った登山客から「シロツバキを見なかった?」と聞かれました。これまでの道中では花らしきものは見なかったので、そのように答えると非常に残念がっていました。

ツバキは上を向いたまま花が落ちるので、このシロツバキが一面に落ちるスポットがあるそうで、それを見に来たようです。
この登山客とは後でまた再会することになるのですが、聞いてみたらやはり見れなかったとのことでした。
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シロツバキ 

登山中はずっと虫やセミの鳴き声が大音量で聞こえてきて、多くの植物もあり、自然の豊かさを実感できます。
鳴き声はかなりの音量で人は少なかったですが、終始賑やかな感じでした。

また、万二郎岳からの下山中に突如後ろから鹿が飛び跳ねて追い越して行きました。あまりに突然過ぎて写真を撮ることも間に合いませんでしたが、天城山には非常に多くの鹿が生息しているそうです。


episode-3/5へつづく



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