天城山 episode-1/5 ~Japanese 100 Great Mountains~

今回から新シリーズの天城山です。

天城山は伊豆半島の中央部に位置する山塊の総称で、そこに天城峠から最高峰の万三郎岳を経て天城高原ゴルフ場まで続く縦走路 があります。

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地図にある現在地から右上に向かって進む感じになります。

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登頂だけが目的なら天城高原ゴルフ場から往復約4時間で比較的簡単に達成できますが、今回は標高600mの天城峠から標高1,406mの万三郎岳を目指し、ゴールとなる天城高原ゴルフ場までの全長17kmの縦走路を歩いてきました。
前回登ったときは、右上の天城高原ゴルフ場から万三郎岳を往復しただけで、ちょっと物足りなさがあったかも。


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夜中に出発して、圏央道と東名高速で天城峠を目指します。
伊豆半島に差し掛かる頃は雲も多く、今日の天気がちょっと心配になります。



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登山口へ着く前にコンビニに寄って、水と食事を買い込みます。


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5時半頃、天城峠に到着すると 、車は1台も停まっていませんでした。駐車したのは「水生地下駐車場」。

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まだ早いのか、平日ということもあってか先客はありません。


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駐車場から道路を渡って、こちらの道を進んでいきます。


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しばらく歩くと左手に川端康成の「伊豆の踊子」の石碑が見えてきます。



さて、当初は最高峰の万三郎岳まで登って往復するつもりでしたが、 スタート直後に林道でいきなり道に迷ってしまい 30分程時間をロスしてしまいました。その後は道も整備されて順調に進めましたが、出だしは本当に分かりにくかったです。

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林道を進んで行くと、

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これが登山道なのか微妙でしたが登ってみても道らしい感じはなかったので、別の方向へ。

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その後も登山道か分かりにくい道を半分は勘で進んでいくと、

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なんとか道に出て標識があったので一安心。

W1440Q70_20170710_063645.jpgひとまず、ここでしばらく休憩して気を取り直します。



天城山は展望が望めない山としても知られています。 ブナの原生林が直射日光を遮ってくれるのですが、この日は気温が30度以上あり、 朝7時前でも汗がポタポタ垂れ落ちてきます。
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登山道はほとんどこのような感じで日よけになっていいのですが、やっぱり暑い・・

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途中で開ける場所がありますが、この日は32~33度はあったでしょうか。

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緩やかな登り道を2時間も歩くと八丁池へ到着し、のどかな景色を楽しみながら一息いれます。


ここから1時間半ほど先の戸塚峠まではほとんどアップダウンが無く、退屈な登山道が続きますが、ペースをあげて時間を短縮します。
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随所に特色があるこのカラーの案内があります。

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いいペースで歩けて、戸塚峠へ到着。


戸塚峠からは急な登りになり、1時間も進むと万三郎岳の山頂が見えてきます。
晴れていれば頂上からの展望も多少ありますが、この日は頂上に着く頃にはだいぶガスが出ていて何も見えませんでした。 

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episode-2/5へつづく



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丹沢山 episode-5/5 ~Japanese 100 Great Mountains~

丹沢といえば歩荷(ぼっか)でも有名な山です。山に登らない人はあまり聞きなれないことばかもしれませんが、歩荷とは背中に食料や生活用品を背負い、山小屋に荷揚げをする人のことです。
平均重量で70~80kgの荷物を運び、ベテランの歩荷にもなると100kg以上の荷物を運ぶこともあります。

たまたまこの日は登山口の大倉から塔ノ岳の途中にある山小屋の区間で歩荷の駅伝大会を行っていました。スタートは9時からのようで、まだ誰もいませんでした。
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このような大会があるのも知らず、駅伝がスタートする頃には既に頂上にいたので実際のレースは見られませんでしたが、途中の中継地点などで関係者と話すことができました。
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1チーム4人構成で参加し、規定の重さの荷物を背負いながら、リレー形式でゴール地点まで運び所要時間を競う大会で、下山後にYouTubeで過去の大会の様子を視聴しました。普通に登るだけでもきついのに、なんという過酷なレースでしょうか。
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数年前のボッカ駅伝の様子がYoutubeで視聴できました。


この丹沢には「チャンプ」と呼ばれる有名な歩荷 がいて、塔ノ岳に5500回登頂したとして今年の1月に新聞にも紹介されました。まだ現役で歩荷をし ているようなので、運が良ければ遭遇出来るでしょう。

下山は快晴でした。相変わらず長い尾根だと感じますがくだりなのでまだ楽ですね。
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途中の分岐点で大観望方面に寄ってみます。
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小屋は営業している様子はない感じ。
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標高は低いですが、展望もなかなかいいです。
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大倉のバス停に到着しました。
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すぐ横がかなり広い秦野戸川公園があり、丹沢の山並みを見ながら一日遊べそうです。
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近くの温泉でさっぱりして帰ります。
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丹沢は出来れば日帰りよりも山小屋泊で余裕ある登山がお勧めです。今回は初めて丹沢の山小屋を利用しましたが、快適に過ごせるのも歩荷のおかげだと改めて感じた登山となりました。

丹沢山シリーズ完(次回は天城山)



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丹沢山 episode-4/5 ~Japanese 100 Great Mountains~

翌日は14人のパーティーの騒がしい声で目を覚ましました。よく言えば賑やかなパーティーでしたが、正直うるさいぐらいだったので、夕べから貸し切りの部屋にいる時間が多かったです。しかし、夕日や夜景、日の出の様子が騒がしい声で分かるので、そこは有り難かったです(^^;

空がだいぶ明るく日の出寸前で、山小屋の窓越しに雲の隙間から登ってくる日の出が綺麗に見えました。
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外に出ると、昨日はほとんど見えなかった富士山が目の前に雄大に見えて感動しました。太陽が徐々に高くなってくると、街や海の色が変わってくるのがよく分かりました。 
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山荘の前の仏像も朝日を浴びて神々しさを感じます。 


5時半頃、朝食のおでんをいただきます。味もよく染みていて、朝からおでんというのも体が温まっていいものだと思いました。
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ところで、今回、丹沢に来たのは猫に会いたかったという理由もあります。以前、尊仏山荘で捨て猫を保護されてから18年もの間、スタッフや登山客に愛されてきた「みーくん」という猫がいました。残念ながら2016年に亡くなってしまったそうで、山小屋にはその猫の写真が飾ってありました。
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3月に登った雲取山荘で遭った登山客から、今は塔ノ岳の頂上に「塔くん」という野良猫がいると聞いていました。ネット上でも多くの登山客がその猫の写真をアップしていて、ふっくらした体型と、ふてぶてしい顔つきが可愛らしく、頂上で会えるのを楽しみにしていました。
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しかし、「塔くん」の姿はどこにもなく不安が過ぎりましたが、山小屋のスタッフに聞くと、3月下旬頃に誰かが引き取り、 今は元気に飼われているそうで安心しました。


episode-5/5へつづく



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丹沢山 episode-3/5 ~Japanese 100 Great Mountains~

蛭ヶ岳の登頂は健脚の人であれば日帰りでも行けなくはないですが、今回は塔ノ岳にある尊仏山荘という山小屋に泊まると決めていました。
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それは、以前、雲取山荘で出会った登山客にここの山小屋の良さを聞いていたからです。まず、山小屋からの眺望がいいので、夜は街の夜景が素晴らしく、これを目的に泊まる人も多いそうです。それから、ここの山小屋の食事は、夕食はカレーライス、朝食はおでんと決まっているので、そこにも魅力を感じました。これまで山小屋でおでんを食べたことはありません。
というわけで期待が膨らむ山小屋ですが、実際はどうだったのでしょうか!?

山小屋の名前は、山頂にかつてあった尊仏岩という巨岩にちなんでいるそうですが、今は山小屋の前に小さな仏の像が並んでいます。
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山小屋の中の様子は、
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入口を入るとすぐ売店と談話できるスペースがあります。山小屋に入ったときは既に御一行様が宴会状態で盛り上がっていました。(写真は静かな朝に撮りました)

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2階が寝るスペースになっています。

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2階の窓から見る山頂の様子。

150人収容出来ますが、今回も土日を外して泊まったので、自分を含めてソロの登山客3人と14人程のパーティーだけでした。そして部屋も貸し切り状態で使うことが出来ました。

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2段ベッドが2つある部屋を一人で使えて、快適に過ごせました。

1泊2食付きで6,500円なのでかなりリーズナブルだと思います。夕食は17時半からで、相席の机で山の話をしながら食べました。しっかりと煮込んだカレーが染み渡り、おかわりが自由なのも嬉しいです。
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山小屋前で写真を撮っていると「ごはんですよー!!」と大声で叫んで教えてくれました。

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山小屋で食べる食事は何でもおいしいですが、このカレーも最高でした。

だんだん暗くなってくると、街の明かりが徐々に付き始めます。19時半頃、だいぶ暗くなって外に出ると、そこには想像以上に素晴らしい夜景が広がっていました。
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相模湾方面で、中央付近に江の島が見えています。

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北側の横浜方面。こっちは山小屋の2階の窓からしか見えないと思いますが、あったかくしてじっくりと眺められます。

空は雲が出てきて星は見えませんでしたが、その代わりに夜景を楽しむことが出来、いつまでも飽きることなく見ていました。


episode-4/5へつづく



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プロフィール

穂高

Author:穂高
百名山登頂とTOEICスコア900を目指しています

The BBB(facebook版)で「Japanese 100 Great Mountains」連載中
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