百名山登頂記 —男体山—

秋晴れの日、日光の男体山(なんたいさん)へ登ってきました。

紅葉にはまだ早いですが入山出来るのは10月下旬までで、天候にも恵まれタイミングよく登ってこれました。

標高2486mの男体山へのルートはいくつかありますが、中禅寺湖を眺めながら登れる日光二荒山神社から登りました。

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男体山は古くは二荒山と呼ばれ、奈良時代から平安時代の僧・勝道(しょうどう)上人によって開山され、日光の信仰と文化の礎が築かれたとされています。

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ここで拝山料500円を払い、簡単に登山についての説明を聞きます。
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途中で工事用の道を歩きますが、あとはほぼ一本道で往復5~6時間程度で登ってこれます。
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樹林帯を抜けて工事用道路を歩いて、1時間程で再び登山道へ入ります。

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標高が上がるにつれて中禅寺湖も見えてきました。しばらく天気は不安定な日が続き、翌日からも雨の予報でしたが、この日は吸い込まれそうな青空!

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一部紅葉が始まっていましたが、見頃は10月下旬ぐらいでしょうか。
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7合目を過ぎると岩場が増えてきつくなりますが、元々は修験道としての山なのでルートも険しいです。途中、ガスも出てきて中禅寺湖も隠れてしまいました。
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樹林帯を抜けると開放的な道が続き、頂上まではすぐの予感。
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山頂の鳥居が見えてきました。
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3時間程で登れますが、思ったよりも険しかったです。確かに修験道として開かれた山という感じですが、山頂にたどり着いた時の達成感と雄大に広がる眺めは感慨深いものがありますね。
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二荒山大神像と青空がよく似合います。
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さらに、頂上の右手には勝道上人一行が二荒山大神を拝したとされる聖域がありました。
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鳥居の奥には、長さ3.6m余りの御神剣が立っています。
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元々の御神剣は1880年に奉納され、山頂のシンボル的な存在として長い間風雪に耐えてきましたが、2012年3月に折れていることが分かり、同年10月に現在の剣が新たに奉納されたそうです。日本書紀に出てくる三種の神器「草薙の剣」にも例えられるほど、威風堂々とした佇まいでした。
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登山者には御守りをくれるのでザックにつけて登りました。
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やはり日本を代表する観光地でもあるので、外国人の登山者も何人か見かけました。これから紅葉が本格的になれば中禅寺湖やいろは坂は最高ですね。
昨年はあまり紅葉シーズンに登山が出来なかったので、今年は登りたいと思います。

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百名山登頂記 ー北岳ー

遅めの夏休みを取って山に登ってきました。当初は剱岳に行く予定が北陸は天気が崩れそうなので、比較的天気予報が良さそうだった南アルプスの北岳~間ノ岳の縦走に急遽変更しました。

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奈良田から広河原の間はマイカー規制なので、奈良田に車を停めて広河原までバスで向かいます。広河原から北岳~間ノ岳を縦走し、奈良田に下りてくるという予定でいました。

明け方、雨が振ったようで奈良田に向かう途中に久しぶりに虹を見ました。

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平日は早いバスがなく8時5分に奈良田を出発、9時頃に広河原へ到着しここから北岳へと向かいます。

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朝からずっと曇っていましたが、だんだんと晴れてきて遠くの山々がよく見えました。

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自分の上空とこれから向かう北岳の上の方は厚いガスで真っ白。(あまり汗をかかずに登り易かったのは良かったですが)

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大樺沢沿いを進み二俣から右俣コース経由で肩の小屋へ到着しました。道は危険な箇所も分かりにくいとこもなく登りやすかったです。下山してくる人たちに北岳の様子を聞くと、午前中は雨と風がかなり強く、間ノ岳への縦走も危険そうで下りてきた登山者が結構いました。

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ここに泊まることも検討してましたが、この時点で雨もやんでいたので頂上の先の北岳山荘へさらに向かうことにしました。北岳の頂上はここから40分程。

頂上へ着きました。誰もいなくて独り占めでしたが、予想通り景色は真っ白で何も見えません。北岳(3,193m)は富士山に次いで日本で2番目の高さですが、こうも真っ白だと高度感も分かりません。

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頂上からは霧雨となり、誰もいなくてルートも少し分かりにくかったですが、足早に下りて1時間程進むと北岳山荘が見えて来ました。到着するとかなり強い雨となったので、ちょうど良かったです。

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北岳山荘は150名以上泊まれる大きな山小屋ですが、この日はわずかに4人。17時の夕食まですぐでしたが、間に合うのでお願いしました。

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食事中に山小屋の人が「明日は曇り/雨の予報で、さらに台風が発生して関東に接近しているので、明日中には下山した方がいいです」と説明がありました。この先でもう一泊する予定でいましたが、朝早く出て一気に奈良田まで下りることにして、ここからだと結構距離もあるし雨の中歩くのはきついなーと思いながら寝ました。


ところが、翌日はまさかの晴天。

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5時に食事をいただくと山小屋の人から、「今は晴れてても昼過ぎからは雷雨となるから午前中が勝負」と最新情報が入りました。奈良田までは時間がかかりそうなので、ゆっくり広河原へ下りてバスで奈良田に向かうことにしました。

 

ということで、また北岳山頂へ。昨日は何も見えなかった頂上も見事に景色が楽しめました。頂上も20人ぐらいの登山者がいてワイワイしてました。

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北アルプスも。

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 しばらくいると一瞬にしてガスに覆われたり、晴れたり、刻一刻と情景が変わっていきます。そのうち太陽の光で自分の影の周りに光の環をつくるブロッケン現象も見れました。

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そのうち虹が3重にもなったり…。

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南の方も晴れてきましたが、富士山だけは見えませんでした。

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時間も余裕があったので、頂上で1時間ぐらい景色を楽しみ、写真を撮って下山しました。


登りとは別コースで下り、ソフトクリームが食べれる山小屋があると聞いてたので寄ってみましたが、残念ながらやって本日は販売しておらず。

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お昼には広河原山荘へ到着しました。

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この時期はどうしても台風が多く快適な登山も限られますが、今回は短い期間でしたが山頂で景色を拝めたので満足のいく登山となりました。


百名山登頂記 —両神山—

埼玉県秩父の奥にある百名山、両神山へ登ってきました。標高は1723mと低い山ですが、八丁峠からの八丁尾根はすごい岩場の連続と聞いていたのでいつか登ってみたいと思っていました。

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八丁峠入口からの日の出。今日も暑くなりそうなので、早いうちから登りたく、前日から近くに車中泊で待機してました。

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登山道駐車場には2台しか停まってなく、1台は夫婦の方が峠からの景色を眺めにきてるだけでした。入口や道中には岩場・クサリ場の注意事項がやたらとあります。

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入口付近にカウンターがありました。今年の登山者数なんでしょうか。

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何人かの両神山登山のブログを見てみるとクサリ場が27ヵ所とか28ヵ所とか書いてあったので、数えながら登ってみました。それほど必要になさそうなとこまで過剰についているので、確かに数は多かったです。(面倒臭くなって数えるのもすぐやめました…)

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上のクサリ場あたりは難所でしたが全行程で一度もクサリを使うことなく往復したので、(高度感はありませんが)北アルプスを思わせるような感じで楽しめました。


途中の休憩所で先に登っていた50代ぐらいの男性がいたので「初めてですか」と話しかけてみると、若いころは30kgにもなるキスリング(両サイドに大きなポケットを備えた横長のザック)で登ったと懐かしそうによく話してくれました。


登り始めて3時間程で山頂に到着しました。 かなりのアップダウンがありました。

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途中で遭った男性は先に行ったのに抜くこともなく頂上にもいなかったので、別ルートで下山したのかと思っていました。


この日は登山客もそれ程多くなかったので、下りの岩場も時間をかけて慎重に下りていきます。滑落者が埼玉県で最多のコースらしいです。

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しばらく行くと休憩所で話した男性が登ってきました。途中で下るべきルートを登りの別ルートに進んでしまい40分ぐらいロスしたとのこと。確かに登りなのにかなり下る感じもあったので紛らわしいと思いました。

前回は土砂降りの中の登山でしたが、今回は天気もよく岩場を楽しむことが出来ました。


両神山は古くから山岳信仰の霊峰で、イザナギの神とイザナミの神を祀っているという説やヤマトタケルが東征する折り、八日間見ながら通過して行ったのでヨウカミサンという説もあり、よく似た音で呼ばれています。

また、日向大谷口ルートにある両神神社は狛犬ではなく狛狼で日本オオカミを祀っていて、日本書紀にはヤマトタケルと狼伝説が記されているようです。手塚治虫の「火の鳥(太陽編)」も狼の出てくる壮大なストーリーでしたが、日本神話とその土地の伝承は興味があるのでまた調べてみたいと思います。


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山モリ!フェス

8月11日は今年から施行された祝日"山の日"でしたが全国各地でイベントがあったようで、高尾山でも山モリ!フェスなるものがやっていたので行ってみました。 yamafes.jpg

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山の日のゆるキャラ"ヤーマン"


高尾山は都心からも近く行きやすいこともあり、年間の登山者が250万人を超え、世界一登山者が多い山とのこと。2007年にミシュランガイドで三ツ星の観光地に選出されてから、外国人登山客が増えるようになり、この日も多く目につきました。

駅自体も改装され、駅前に温泉や美術館が出来て、すっかり観光地らしくなっています。

ケーブルカーやリフトを使って簡単に山の中腹まで散歩程度で行けるのも魅力だと思います。以前にも増して出店が増えていて、つい食べ歩きしてしまいます。

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こちらはまだ行ったことがありませんが、期間限定で人気のある標高500mのビアガーデンは一度試してみたいです。
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百名山登頂記 -越後駒ヶ岳(魚沼駒ヶ岳)-

ようやく関東でも梅雨が明けたようですが、今年は待ち遠しく感じました。


山の方はなかなか登れていませんでしたが、先日の北陸からの出張帰りに新潟県にある百名山、越後駒ケ岳(別名:魚沼駒ヶ岳)に登ってきました。生憎の雨でしたが止みそうな気配もあり、しばらく様子を見ていましたが、とりあえず登山口の枝折峠(しおりとうげ)まで行くことにしました。


到着するとかなり雨も強くなっていて諦めかけましたが、新潟まで来る機会はそうないし、登れる山を目の前にして引き返すのは心残りなので、久しぶりに上下レインウェアに足元には泥除けのスパッツを付けて登りました

こんな日は登る人はいないだろうと思っていたら、意外にも駐車場には車が結構とまっていて、道中も何人か遭いました。


この山は事前にネットで調べてみると、地図上のタイムがどうやらあまりにあてにならないようである。標準タイムは5時間50分、手持ちの地図では5時間10分ですが、どうもコースタイムが甘いらしい。

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道もぬかるんで歩きづらく、視界も真っ白で景色は楽しめませんが、どれだけコースタイムを稼げるかを目標にして登りました。


ほとんど写真も撮らず、ひたすら登っていきます。アップダウンが続いて、最後の方は急登の岩場がありますが、そこを超えると山小屋に出ます。途中にこの時期でも雪渓がありました。

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ここから20分程で山頂です。この頃にはほとんど雨もやんでいました。


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 ようやく頂上へ。要した時間は3時間50分。


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頂上には猿田彦大神像が祀られていました。


先に着いてた地元登山者二人組と少し会話を交わし、「それでは失礼します」と二人組が下り始めて一人になったとき、一瞬だけ晴れ間が見えました。

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今日登っていて、青空が見えたのはこのときだけでした。 下りは順調に飛ばしてましたが、道が滑りやすく思いのほかバテて、3時間20分ほどかかりました。

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下山後は近くのスーパー銭湯へ。3kgほど体重が減っていました。

今回は山の名前のように沼のような道で、景色も見えず、写真もあまり撮れず、きつい登山となりましたが、どんな条件でもやはり登っておいて良かったです。次の登山はきっと楽に感じられると思います(^^)


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プロフィール

穂高

Author:穂高
百名山登頂とTOEICスコア900を目指しています

The BBB(facebook版)で「Japanese 100 Great Mountains」連載中
※毎週木曜更新

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