会津駒ヶ岳 episode-4/4 ~Japanese 100 Great Mountains~

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お昼過ぎには下山して、まずやることは温泉を探すことです。 
駐車場は登山口より下の方まで停められていて、だいぶ増えていました。

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登山口の道路から一般道に出るところに看板があります。

W1440Q70_20170720_122118.jpg登山口近くにはいくつか温泉があるので、下山後の入浴に困ることはありません。

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車で数分の「燧の湯」は解放感がある露天風呂もあって、そこで汗を流しました。

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露天風呂は森林を見ながらくつろげました。


だいぶお腹も空いてきたので食事を取ることにしましたが、ここ檜枝岐村(ひのえまたむら)でぜひとも食べたい料理がありました。それは、山人(やもうど)料理と呼ばれる郷土料理です。
高地にある檜枝岐村は稲作には適さず、山菜やキノコ、山や川の生き物、寒冷地でもよく育つ蕎麦などを使った料理が生み出され、現在まで引き継がれてきました。これは山に入って働く男性のために、女性たちが限られた食材で工夫を凝らした料理です。

いくつか山人料理の看板を掲げたお店がありましたが、目についた一軒のお店に入りました。
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お昼はそばのメニューだったので、裁ちそば、はっとうのそば定食を頼みました。どちらもまだ食べたことがありません。
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「裁ちそば」は伸ばしたそば生地を折らずに何枚も重ねて切っているためコシがあって非常に美味しくいただきました。そば粉ともち米を練り、えごまやきな粉をつけたモチモチとした食感の「はっとう」なども堪能しました。

ちなみに、その「はっとう」の由来はメニューに載っていました。
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登山後はつい高カロリーなものを食べたくなりますが、このさっぱりした蕎麦はとても美味しく、登山後でもアリだなと思いました。また、メニューにはなく食べられませんでしたが、山の沢に生息する山椒魚も名物で塩焼き、唐揚げ、天ぷらといった形で食べられています。

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途中の土産物屋にはサンショウウオの燻製がありました。


会津の奥に位置する秘境のような檜枝岐村には素朴な味わいと山に生きる人の温もりが感じられ、日帰りにするにはもったいないので民宿を利用してまた来たいと思います。

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会津駒ヶ岳シリーズ完(次回は武尊山)



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会津駒ヶ岳 episode-3/4 ~Japanese 100 Great Mountains~

百名山だけを目指すなら会津駒ヶ岳が目的になりますが、会津駒ヶ岳へ登るならここから30分程歩いた先にある中門岳へ行くことを強くお勧めします。ここの稜線は山の上とは思えないほど広大な湿原が広がり大小無数の池塘が点在し、アップダウンも少ないので天空を散歩している気分が味わえます。

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会津駒ヶ岳の頂上から先もまだまだ雪は残っていました。
 
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中門岳への一本道の稜線はなだらかで気持ちよく歩けるので非常に爽快です!

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手持ちの地図の会津駒ヶ岳から中門岳へのコースタイムより、だいぶ早く30分程で中門岳の山頂に到着しました。

W1440Q70_20170720_084740-1.jpg山頂というより広い湿原に山頂標識が立っているという感じです。

中門岳の山頂は湿原が広がる静かな場所で、周囲の木々と空の青さが池に反射して絵本に出てきそうな美しさです。山頂というにはあまりにも平坦な場所ですが、これが湿原を有する山のスタイルであり、湿原の周りは多くの花に彩られています。

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中門岳の先はまだ道が続いていて、小高い丘の上で一周するようになっています。山の上に池があるのがちょっと不思議な感覚ですが、これまでの登山では味わえなかった景色が楽しめました。

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ここで一周して、

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ふたたび中門岳へ戻ってきます。

  
登山日和ということもあり、だんだんと登山者も増えて、すれ違う度に自然と会話も多くなってきます。「この先に花は咲いてましたか?」「いい写真は撮れましたか?」「あの山の名前は分かりますか?」などとよく話しかけられ、賑やかな登山となりました。


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遠くに見えるのは名前を尋ねられた燧ヶ岳(ひうちがたけ)
百名山のひとつなのでいつか登りに行きます。


午前中には下山し始めて、これから登ってくる登山者を注意して見ていましたが、天城山で出会った男性と会うことはできませんでした。出会った日から10日経っていることもあり、どこかで予定を変更したのかもしれません。

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episode-4/4へつづく



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会津駒ヶ岳 episode-2/4 ~Japanese 100 Great Mountains~

駐車してあった車の台数からも分かっていましたが登山者も多く、特に高齢の夫婦2人で登っている登山者が多く見受けられました。

最初からわりと急な登りが続きしばらくは視界が制限されているので我慢して登りますが、樹林帯を超えてからの展望は凄まじく、山頂や山小屋が 見えてくると気分的にもかなり楽になります。

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この辺りは視界もなく、きついですが、、

W1440Q70_20170720_071232.jpg W1440Q70_20170720_071755.jpg樹林帯が長かった分、抜けたときの開放感も倍増します。

まるで草原の中を歩いている感じで樹林帯では感じられなかった風が心地よく、自然と汗も引いていきます。
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2時間近く登ると、入口から見える熊の皮が有名な「駒の小屋」という山小屋に到着します。
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山小屋の屋根が見えてきました
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ここの山小屋は食事はなく素泊まりだけですが、宿泊者同士が酒を持ち寄って交流することが多く、それを目当てに泊まる登山者もいるそうです。

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こじんまりとした綺麗な売店です
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この熊の皮がシンボルの「駒の小屋」


山小屋の前は広く開放的で駒ノ大池とその背後にそびえる会津駒ヶ岳を臨め 、会津駒ヶ岳の中でも有名な撮影スポットのひとつです。
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予想外でしたが、山小屋前あたりからまだ相当な雪が残っていました。雪は踏み固められてアイゼンが必要な程ではありませんでしたが、この先も所々で雪が残っているので慎重に進んでいきます。
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この日は気温も高かったので、下からの冷気が気持ち良かった。

小屋から続く木の板で出来た道を進んでいくと、15分程で会津駒ヶ岳の山頂に到着します。
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まっすぐは中門岳ですが、頂上経由で向かいます

 
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頂上が見えてきました!

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背丈を軽く超える立派な山頂標識がありますが、積雪時期は標識が完全に埋まるくらいまで雪が積もる程です。

頂上はそれ程広くはありませんが、天気がいいと 遠くの山々までパノラマビューが楽しめます。

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episode-3/4へつづく



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会津駒ヶ岳 episode-1/4 ~Japanese 100 Great Mountains~

7月に天城山に登った10日後、福島県にある標高2133mの会津駒ケ岳に登ってきました。会津駒ヶ岳は尾瀬国立公園の北側に位置し、山頂に広がる雄大な湿原が特徴で池塘と高山植物が点在する楽園のような山です。

このタイミングで登山したのは、天城山で出会った百名山まで後17座という男性がこの日に登ることになっていたので、サプライズで再会しようと考えたからです。この男性(☚天城山参照)は、しばらく関東で山を登り続けるということだったので、食料やドリンクを買い込み、差し入れするつもりでやってきました。 


会津駒ヶ岳へのアクセスは決していいとは言えず、高速道路を降りてからの下道が長く、田舎道をさらに2時間近く走り抜け、いかにも日本の故郷という感じの檜枝岐村へ入っていきます。前の晩に東京を出て途中で車中泊をしながら、、
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首都高を抜けて東北道へ入ります。

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途中、道の駅で車中泊。

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のどかな田舎道を気持ちよく走っていきます。

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檜枝岐村(ひのえまたむら)の入口には、このような立派な柱が立っていました。

5時前には登山口の駐車場に到着しました。

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この駐車場は約20台停められるのですが、ほとんど満車に近い状態で、 平日のこの時間でこんなに混むとは全く予想していませんでした。ここに停められないと少し下ったところに駐車して歩く時間もかかるので、なんとか停めることが出来てラッキーでした。

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到着してすぐに駐車してある車のナンバーを確認しましたが、その男性の出身である山口県ナンバーは見当たりませんでした 。これから到着するかもしれないので、とりあえず登り始めることにしました。

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episode-2/4へつづく



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安達太良山 episode-4/4 ~Japanese 100 Great Mountains

安達太良山は花の百名山としても知られていて、この時期も登山中に非常に多くの花が見られました。花には詳しくないですが目に入ってくる花を次々と写真に撮っていきました。これまで花にはあまり興味がなかったのですが、これだけ咲いていると名前や特徴を知りたくなってきます。
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花以外にも安達太良山の魅力はいくつもあって、高村光太郎の「智恵子抄」や古くは万葉集にも詠まれ、多くの人々に親しまれてきたことでも分かります。
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ロープウェイ乗り場の手前に「薬師岳展望台」に寄ってみると、
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「智恵子抄」の『あどけない話』の一節に出てきますが、"この上の空がほんとの空です"と書かれた木標があります。東京にいても二本松出身の智恵子には地元の空が忘れられなかったのでしょう。


そして、なんといってもこの安達太良山のお勧めは温泉です。私が登った奥岳登山口には駐車場のすぐ横に温泉施設があるという絶好の立地で、下山後すぐに汗を流すことができます。この日は登山客も少なくて、しばらく待てば貸し切り状態で独占して満喫できました。   
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この岳温泉は坂上田村麻呂が東征の折に発見したといわれる温泉で、古くは水戸黄門もその効能を称賛したとも言われています。安達太良山の他の登山コースにも温泉があって、疲れた体をゆっくり休めることが出来ます。


今回、初めて登った安達太良山は山容は穏やかですが、登ってみると岩場や噴火口など変化に富んでおり花や温泉といった楽しみもあって、お気に入りの山のひとつとなりました。
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充実した山行が出来て、夕暮れまで安達太良山の麓にいました。


安達太良山シリーズ完(次回は会津駒ケ岳)



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プロフィール

穂高

Author:穂高
百名山登頂とTOEICスコア900を目指しています

The BBB(facebook版)で「Japanese 100 Great Mountains」連載中
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