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鳳凰山 episode-5 ~Japanese 100 Great Mountains~

夜中に何回か起きましたが、ぐっすり寝ることが出来ました。外が明るくなってきたので山小屋を出ると、ちょうど日が昇る瞬間でした。山小屋の主人 が「4時50分が日の出時間なので丁度いいですよ」と教えてくれました。

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久しぶりに山から御来光を見ましたが、よく晴れていて太陽の右側には富士山も綺麗に見えていました。

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5時半から昨日の夕食と同じメンバーで朝食を摂りながら今日の行程などを話しました。自分は昨日登った薬師岳の先にある観音岳と地蔵岳へ登頂して、再び山小屋に戻り、駐車場までの道を戻る行程です。彼らは途中までは同じ行程のようです。

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薬師岳からしばらく稜線を歩き、40分程先の観音岳の山頂を目指します。鳳凰三山の中でも一番標高が高く、奥の岩場にもスペースがあるので混み合っていました。

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ここから地蔵岳への道は急で岩が多いので、慎重に降りていきました。
後半はなだらかな稜線を歩き、雪を下って行くと多くの地蔵が祀られているのが見えてきて、地蔵岳の山頂に到着しました。その奥には巨大なオベリスクが空高く垂直に聳え立っています。

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何人かの登山者はオベリスクに登っていました。自分は以前来たときに登ったので写真だけ撮って引き返すことにしました。丁度、山小屋で親しくなった年配の登山者も地蔵岳に到着したところで、ここでお別れとなるので最後にオベリスクを背景に記念写真を撮りました。

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山小屋へ泊まるとこうした一期一会 があるのも楽しみのひとつです。帰りは2つの山を越えて山小屋へ戻り、15時過ぎに夜叉神峠登山口の駐車場に到着し、すぐ目の前の夜叉神ヒュッテに日帰り入浴で立ち寄り、さっぱりしてから帰りました。

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episode-6へつづく



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鳳凰山 episode-4 ~Japanese 100 Great Mountains~

食後、カメラを持って再び薬師岳の山頂に向かいました。日が沈むまではしばらく時間があったので、じっくりと撮影しながら雄大な景色を楽しみました。

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風が強くてグローブから指先を出していると、痛くなってくる程の冷たさです。他の宿泊者は頂上まで登ってくる人はいませんでした。徐々に太陽が山の向こうに沈んでいくと、日中に見た風景とはまた違って、空の色の綺麗な変化が楽しめました。

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富士山も綺麗に見えていて 、日が沈んで雲が赤く染まっていくまでそこにいました。暗くなり始めると山小屋の方に降り、反対側へ5分程登った砂払岳へ向かいました。

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ここからは富士山の麓に広がる甲府盆地の夜景を見ることが出来るのです。日が沈んで暗くなってくると、徐々に街灯りが灯り、甲府盆地が浮かびあがり、富士山は闇に消えていきました。このような街灯りの夜景を見ると以前、登った丹沢から見た夜景を思い出します。(episode3参照)

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19時半頃、山小屋に戻ると食事で一緒だった3人の年配の登山者達が談話スペースでお酒を飲んでいて、外の様子を聞かれました。

話に加わろうかなと思いましたが、星空が綺麗だったので三脚を取って再び外に出て山小屋前のスペースで写真を撮りました。

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20時になると山小屋の明かりが消え、辺りは暗闇になりました。20時が山小屋の消灯時間になります。消灯後も外へは自由に出れるので、しばらく星を見てから部屋に戻りました。

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ヘッドランプを頼りに静かに部屋に戻ると先ほどの年配の登山者がものすごい鼾をかいて寝ていましたが、疲れていたのですぐに眠ることができました。


episode-5へつづく



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Japanese 100 Great Mountains VOL.4

百名山踏破を目指す「百名山ピークハント」Vol.4が刊行されました。

16座目から20座目までの5座が収録されています。

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■瑞牆山
第3巻ラストで15座目の金峰山(きんぷさん)を征覇した同日、そのまま連続で登頂した山梨県の瑞牆山(みずがきやま)では、猛暑日に2つの山を登る過酷さと、途中で水を失うという稀に見る極限状況を体験する。

■赤城山
当日に思い立って登った群馬県の赤城山(あかぎさん)では、周辺の観光スポットにも興味が湧く。

■甲斐駒ケ岳
山梨県と長野県にまたがる甲斐駒ケ岳(かいこまがたけ)では、夜中の雨でテントが水浸しに。

■那須岳
栃木県の那須岳(なすだけ)では、活火山である茶臼山(ちゃうすやま)の迫力に圧倒されつつ、朝日岳(あさひだけ)、三本槍岳(さんぼんやりだけ)も次々に縦走。

■浅間山
長野県と群馬県にまたがる活火山・浅間山(あさまやま)は、噴火警戒レベルが2から1に引き下げられている好機に、立ち入りが許可されている最高到達点の前掛山(まえかけやま)を目指す。

雲海を見ながらの天空散歩、訪れた神社での運試し、ほかの登山者たちとの出会いと交流、登山後の食事や温泉での極上のひととき……。
The BBBサイトから無料でダウンロード出来ます。


鳳凰山 episode-3 ~Japanese 100 Great Mountains~

薬師岳小屋は2年ほど前に建て替えられて、80名収容できる綺麗な山小屋に生まれ変わりました。この時期は積雪が多い為、山小屋は雪で埋もれそうなくらいになりますが、入口の前だけ雪を掘って階段になっていました。

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アイゼンを外して、階段を下りて受付で手続きをしていると、カウンターで数種類のピンバッヂ が売られていたので三山が刻まれているものを買いました。

1階が食堂で2階が広くて綺麗な寝る場所になっています。真ん中にはテーブルがあって寛げるようになっており、山の雑誌や本が充実していました。

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1階食堂

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2階の就寝スペース

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テーブルには雑記帳も

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周囲には一人分のスペースが十分に取れる寝床が確保され、個室のように区切られている寝床もありました。17時半の夕食まで時間はたっぷりあったので一寝入りしました。しばらくして起きると途中ですれ違った登山者達も次々とチェックインしてきました。

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チェックイン

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鳳凰山 episode-2 ~Japanese 100 Great Mountains~

そこからは道も急になり、しばらく一人で登っていると前を行く登山者達が見えてきました。登山道には徐々に雪が現れ始め、凍結している道が続いてきたので、アイゼンを装着して登りました。気温は高くて雪道も滑りやす いので、トレースを外れないようにします。

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霧が立ち込める道を登っていきます

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前を行く登山者が見えてきました

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12本刃のアイゼン装着

登り始めて5時間半ほどで南御室小屋に到着して休憩しました。ここはテント場があるので、外の雪の上にテントを張ってる人が何人かいました。


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テン場も賑わっています

自分が今晩泊まる山小屋はここから1時間半程登った薬師岳小屋になります。その小屋には水場がない ので、ここでしっかりと水分補給を行います。青空も見えていましたが、急に雪が降り出して吹雪のようになったかと思うとしばらくして再び晴れてきました。

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小屋の奥にある水場

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突然、吹雪のような雪に

目的地の山小屋まで登り始めます。見晴らしの良い稜線に出ると日本で2番目に高い北岳をはじめとする南アルプス北部の山々が一望できるようになり、そこからはしばらくアイゼンを付けたまま岩場を登っていきます。

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きつい登りを終えると

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見晴らしのいい稜線に出ます

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アイゼンを付けて雪のない岩場は登りにくい・・

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登り始めて約7時間、岩場から見下ろす感じで薬師岳小屋の屋根が見えてきました。

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まだ昼過ぎだったので、このまま10分程先にある鳳凰三山のひとつ薬師岳へ登ることにしました。薬師岳の山頂はなだらかで周囲には岩場があり山頂という感じはしませんが、広くて見晴らしが良く非常に居心地のいい場所でした。

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鳳凰三山のひとつ薬師岳の山頂

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この先に三山の残りの2つの山がありますが往復で3時間はかかりそうなので、明日登ることにして山小屋でチェックインすることにして引き返しました。

episode-3へつづく



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